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 平素より格別のご厚情を賜り誠にありがとうございます。

 この度、令和8年の熊本地震により被災されたご利用者様・保護者様並びに職員すべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。今もなお不安な日々を過ごされていることと存じますが、皆様の安全と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 学園の当時の状況として、第二城南学園(通所)では、16時30分の出発に合わせて準備を行っていた16時27分に熊本地震が発生しました。送り出しの3分前が功を奏したのか、利用者のほとんどは送迎車の中にいて無事でした。一方で送迎準備中の職員が地震の揺れに巻き込まれ、地面に倒れこみ、手足や膝を負傷する者もいました。

 城南学園(入所)は10年前の熊本地震によって全壊したため、建て替えたので、今回の地震ではほとんど被害はありませんでした。

 揺れが収まった後、一旦送迎を中止し、グランドに全員避難。それぞれのご家庭と連絡を取りながら、利用者の安全な帰宅方法を模索していました。迎えに来れるご家庭もあれば、地震で動きが取れないご家庭もあり、送り届けた最終の送迎車が園に帰ってきたのは21時を過ぎていました。

 現在は10年前の熊本地震の時にも見られましたが、今も続く地震の揺れに対して不安を言葉にできなかったり、あるいはうまく解消できずに自身の中にため込んでしまい、結果として涙が出て止まらなかったり、人当たりが激しくなったり、怒りっぽくなったりと様々な行動の変化(いわゆる身体症状)が見られないかに注視しながら、日中活動の提供や気分転換などの支援に取り組んでいるところです。

 今後は、行政のご指導ご支援を頂きながら建物の改修工事や復旧工事に取り掛かることになると思います。地震前の状態に戻るまでの道のりは未だ長く、皆様には色々とご迷惑をおかけするかと思いますが、どうぞご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。                        

                                  理事長 甲斐 正法