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<strong>園内研修~研修委員会Part4~</strong>

朝晩の暑さが和らぎ、少しずつ秋らしくなっていますね🍂

今回研修委員会では、7月に開催した
『ASD の特性理解と構造化』
『みんなで考える!“環境へのアプローチ ”~支援者に求められる大切なこと~』
の2研修をふまえながら、
「みんなで考える!“環境へのアプローチ”~作業場面で支援ができること~」
を開催しました。

まずは就労支援における「アセスメント」について理解し、課題からではなく、
『目標』から支援計画を策定することの大切さを学びました。
職場環境アセスメントの具体的な情報収集と分析の対象は、
「業務内容」「物的環境」「人的環境」であることを共有し、2つの演習を行いました。

1つ目は「経験のない人にお米のとぎ方・炊き方を教えよう!」です。
まずは、個人ワークを行い自分なりにお米のとぎ方・炊き方を作成した後、チームで共有。
ボールとざるを使ってお米を洗う人や、ボールのみを使う人、炭酸水を入れる人など
“お米を炊く”にも色々なやり方が、、、😉
どのチームも「へぇ~」と聞きながら共有しました!
その後、課題分析をしない、あるいはその一本化しないまま、複数のメンバーが1人の
未経験者に教えるデメリットを考えました。

2つ目は、「動画・画像を見て課題分析」です。
企業担当者から支援員へ作業内容の説明を受ける動画を観て、
実際の備品にふれながら、1つ目同様個人ワークで課題分析表を作成した後
グループワークを行いました。

今回の演習ではチームで課題分析表を1本化し、1本化にするメリットを考えました。
受講した職員からは、「利用者さんへ何がポイントになるか明確に伝えやすい」
「同じ商品が出来上がる」「職員にとっても利用者さんへ戸惑いなく伝えることができる」
など声が聞かれました。

最後に、チームとは『達成すべき目標がある』『メンバーに果たすべき役割が割り振られる』
『メンバーは互いに協力し依存しあう』『メンバーとそれ以外の境界が明瞭である』ことを
再確認し、利用者さん1人1人の苦手とする業務を環境によってどのように補うことができるのか
チーム全体で考えることの大切さを学びました。

今回の研修を受け、相手に伝える際、より細分化が必要だったり、もっとシンプルにするなど、
相手の理解度や必要性に応じてどこまで伝えるか考えていくことを意識していきたいと思います!                              

次回は「オンライン事例検討会」です⸜(*ˊᵕˋ*)⸝